JARECOニュースまとめ(2016/03/20)

市場ならびに市場関連数値

○買替転売がかなり復活 (2016/03/01 RealtyTrac報道)

不動産ポータルRealtyTrac調査によると、市場が過熱する中、短期間の買取転売数が増えている。同社調査数値によると、2015年の住宅売買のうち179,778戸(=全体の5.5%)は年度内に購入しかつ売却された取引で、この割合は2014年の5.3%より増加している。割合が増加に転じたのは4年ぶり。因みに1年間に買取転売が行われた割合が一番高かったのは2005年で、全体の8.2% であった。

詳しくはこちら:

http://www.realtytrac.com/news/real-estate-investing/2015-year-end-and-q4-u-s-home-flipping-report/

○資産価値が借入金額以上の物件増加 (2016/03/10 コアロジック発表データ)

各住宅の資産価値がローン借入金額以上かどうかについてまとめたコアロジック社の最新調査によると、全住宅の91.3%、4,630万戸がその価格レベルになったとしている。特に高額物件ほどそうで、$200,000(約2,400万円)以上の住宅では95%が該当する。

詳しくはこちら:

http://www.corelogic.com/about-us/news/corelogic-reports-1-million-us-borrowers-regained-equity-in-2015.aspx11

○セカンドホーム購入に人気のエリア (2016/03/10 全米ビルダー協会)

各地域におけるセカンドホーム(賃貸に出されておらず所有者が居住していない住宅)の割合は、住宅全ストックの少なくとも10%以上と全米ビルダー協会(NAHB)は分析している。こうしたセカンドホームが多いエリアをNAHBの調査は抽出している。括弧内は地域の住宅ストックに占めるセカンドホームの割合。

1位ニューヨーク州Hamilton County (79.3%) 2位ペンシルバニア州Forest County.(74%) 3位ユタ州Rich County(72.7%) 4位カリフォルニア州Alpine County( 72.1%)

5位ユタ州Daggett County(71.8%)

詳しくはこちら:

Where are the Nation’s Second Homes? 2014 Data

○やはり郊外戸建が一番人気  (2016/03/15 NAR発表データ)

NARが発表した「住宅所有機会と市場経験」レポートによると、今後半年以内に住宅購入を検討している人のうち、買替検討者の85%、賃貸入居者で購入検討者の75%は戸建購入を望んでいる。圧倒的に戸建の人気が高いことがわかる。また、都心で購入を検討しているのは、買替検討者の15%、賃貸入居者の21%で、ほとんどは依然として郊外での購入検討が多い。

レポートはこちらでダウンロードできる:

http://www.realtor.org/reports/housing-opportunities-and-market-experience-survey

投資

○投資家はより慎重姿勢 (2016/03/07 NARニュース)

KPMGコンサルティングが作成した事業用物件への投資家動向レポートによると、91%の投資家が今年の市場は去年なみあるいは去年以上の良い状態と見込んでいる。ただまた一方で、ほとんどが今年はリスクを敢えてとらないとも表明している。新分野への資金投下を行うとしているのは8%のみで、これは昨年の28%から大きく減っている。そろそろ景気の波の終わりが来ているやもという、機関投資家筋の考えをこれらの数字が反映している可能性がある。

詳しくはこちら:

http://realtormag.realtor.org/daily-news/2016/03/07/investors-upbeat-yet-cautious-about-2016?om_rid=AABJpF&om_mid=_BW3cGlB9LaRoxO&om_ntype=RMODaily

○外国からの投資は弱まっている (2016/03/15 NARニュース)

住宅価格上昇が続き、ドルの為替レートが強くなるにつれ、米国不動産への外国からの資金流入は減少しつつあるとNARは分析している。昨年末は世界的な経済後退を受ける中で、安全を目ざして資金が米国により流入するという見方が多かったが、ここにきてニューヨークやサンフランシスコのように価格が相当上昇した都市での外国人による購入は減っている。またUSドルが他通貨に対して強くなっているので、これも購入意欲を削いでいる。例えばブラジルレアルで米国既存住宅の中位価格住宅を今購入するとして、必要なレアルの額は昨年同月より67%も増えているといった具合である。

詳しくはこちら:

http://realtormag.realtor.org/daily-news/2016/03/15/foreign-demand-in-us-real-estate-weakens?om_rid=AABJpF&om_mid=_BW6G1HB9Lxzyyf&om_ntype=RMODaily

建築とリフォーム

○購入者が新築に不要と言う設備 (2016/03/07 全米ビルダー協会)

新築住宅を購入した顧客向けに全米ビルダー協会が行った調査結果によると、購入に際し不必要とされた設備は以下のような設備となっている。括弧内は不要と回答した割合。 1位 エレベーター (63%) 2位 ペット洗い場(54%) 3位 ワインセラー(53%) 4位 周辺にゴルフコースの環境(53%) 5位 近隣にデイケアセンターの環境(52%)

詳しくはこちら:

Housing Preferences across Generations (Part I)

IT

○絵文字を使った広告 (2016/03/04 NARニュース)

Facebookでの絵文字使用が徐々に増えつつあるが、不動産物件広告にも徐々に登場しつつある。この流れについて笑いを誘う広告画面を不動産FCのBetter Homes & Gardenが作っている。ホワイトハウスの全面絵文字広告だが、果たしてどこまで意味がわかる人がいるだろうか、遊びとなっている。

実際の画像は以下にて:

http://realtormag.realtor.org/daily-news/2016/03/04/do-emojis-have-place-in-real-estate-ads?om_rid=AABJpF&om_mid=_BW2deyB9Lcyizq&om_ntype=RMODaily

○ビデオの上手な使い方 (2016/02/29 リアルターマガジン記事)

物件広告にビデオを使用するのはかなり当たり前になったが、ビデオの活用はその他いろいろできるとしてリアルターマガジン誌がまとめている。自分のプロフィール紹介、既存客からの自分のサービスについての推薦評価、自分の種々活動のビデオ紹介、最近の市場動向についての分析報告ビデオ、等々、何かと使い道がありと提案されている。

詳しくはこちら:

http://realtormag.realtor.org/product-guide/cameras-and-video/article/2016/02/leverage-your-own-video-in-your-marketing

業界動向

○住宅検査員それとも各専門家、どちらを頼る? (2016/02/29 Realtorマガジンブログ)

今や住宅検査は住宅購入時の当たり前のシステムのひとつになっているが、検査には数百ドルの費用がかかる。これに対し、購入しようとする住宅を、屋根の専門家、電気設備業者、配管業者等、専門家に意見を出してもらったらどうかという買主もいる。何故ならこれら業者は、問題がないかどうかについて無料でいったん見てくれることが多いからだ。しかし、それが消費者にとってベストとは限らない。何故なら住宅検査会社は住宅の現状についての診断を下すのが役目で、その後工事で収益を得ようという目的を持たないビジネスモデルだからだ。これに対し各種業者は、工事を得ることが最終的な目的となるから、その診断結果にバイアスがかかることもある。この違いについて、仲介業者は買主にわかりやすく説明する責務がある。

詳しくはこちら:

http://realtormag.realtor.org/news-and-commentary/commentary/article/2016/02/home-inspector-or-specialist?om_rid=AABJpF&om_mid=_BW2KzfB9LaOl-X&om_ntype=RMODaily

○住宅検査で見つかりやすい問題 (2016/03/08 realtor.com記事)

住宅検査で出てくる修繕の必要性は売主にとって頭痛だが、問題が起きやすいものは何かを知っておくことも慌てないことに結びつく。発見される修繕箇所として多いのは以下のようになっている。 ○地下室の浸水 ○電気配線の不備 ○屋根の水漏れ ○アマチュア仕事(住人が行った修繕、例えば機器取り付けの緩さといったようなもの) ○メンテナンス不在

詳しくはこちら:

http://www.realtor.com/advice/sell/top-problems-found-during-a-home-inspection/

○不動産広告写真に犬を入れたらすごい反響数に (2016/03/08 Mashable.com記事)

オーストラリアの女性エージェント、トレーシー・アッシュリー(Tracey Ashley)さんは、売り依頼を受けた物件のうち、ペットを載せて広告しても良いと売主が承諾する物件の広告写真に自分の飼い犬のティファニーを入れて広告を行っている。これがたいへんな人気を呼び、反響数が爆発的に伸びている。

詳しくはこちら:

http://mashable.com/2016/03/07/tiffany-real-estate-dog/#xf5r6PieSSqU

Housing Preferences across Generations (Part I)

全体経済その他

○アメリカ世帯所得の推移 (2016/03/16 センティア・リサーチ社データ)

調査会社のセンティア・リサーチ(Sentier Research)社が行ったアメリカの世帯所得調査結果によると、2016年1月の中位所得額は$57,288(約630万円)であった。この数値は1年前の同月と比べて4%上昇しており、2011年8月の$51,945と比較すると10.3%の大幅上昇となっている。ただ2000年の1月と比べると、この数字は99.8%で、0.2%低い数値である。

詳しくはこちら:

http://www.sentierresearch.com/pressreleases/Sentier_Household_Income_Trends_Press_Release_December2015_02_29_16.pdf

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