JARECOニュースまとめ(2016/04/30)

市場ならびに市場関連数値

○3月の既存住宅流通戸数は回復基調 (2016/04/20 NAR発表データ)

3月の既存住宅流通戸数は対前月比5.1%増加し、年率換算で533万戸を記録した。2月の大幅下落から一転して良い数値となっている。成約中位価格は$222,700(約2,600万円)で、対前年同月から5.7%の上昇。これは49カ月連続の上昇である。売出し在庫数は198万戸で対前月比では5.9%増えたが、対前年同月比では1.5%少ない。住宅ローン平均金利は30年物で3.66%、依然として4%を大きく下回る。

詳しくはこちら:

http://www.realtor.org/news-releases/2016/04/existing-home-sales-spring-ahead-in-march

○シニア向け住宅が不足 (2016/04/18 National Real Estate Investor報道)

住宅政策提言を行うMake Room調査によると、低額家賃住宅を必要とするシニアが増える一方で、そうした住宅数が不足する状況となっている。65歳以上人口は、2005年から2014年の10年間に2,250万人から2,810万人へと25%も増えた。また、所得の半分以上を住宅費用に支払っている人は140万人から180万人へと増えている。こうした中、シニア向け住宅はウェイティングリストのオンパレード化している。

詳しくはこちら:

http://nreionline.com/seniors-housing/country-faces-overwhelming-need-affordable-seniors-housing-options

○住宅購入の理由は (2016/04/13 Keepingcurrentmatter.com報道)

バンク・オブ・アメリカが行った調査結果(複数回答可)によると、アメリカ人が住宅を欲しがる理由は多分に感情的なものである。52%は、「自分の場所が欲しかった」、31%が「根を生やしたかった」、28%が「思い出づくりをしたかった」としている。一方、金銭的にどう考えたかについては、37%が「賃料を払うより購入したかった」、26%が「購入に必要なお金を貯めたから」、21%が「安定した仕事を得たから」、15%が「ちょうど購入に良いタイミングだから」、と回答している。

詳しくはこちら:

http://realtormag.realtor.org/daily-news/2016/04/19/why-americans-really-buy-homes?om_rid=AABJpF&om_mid=_BXFnR9B9MzGLgk&om_ntype=RMODaily

○賃貸アパート需要が減少 (2016/04/12 National Real Estate Investor報道)

MPFリサーチ社調査によると、第1四半期に埋まった空室アパート数は20,077戸で、ここのところ40,000戸から50,000戸だったのが急減している。開発業者による供給は急ピッチで進んでいて、ここ12か月間に200,142戸の新築アパートが供給されたが、この数値は1988年以来の高さである。供給が需要に追い付きつつある表れとみる事ができる。

詳しくはこちら:

http://realtormag.realtor.org/daily-news/2016/04/19/has-apartment-sector-reached-its-peak?om_rid=AABJpF&om_mid=_BXFnR9B9MzGLgk&om_ntype=RMODaily

○住宅コスト上昇による人口移動 (2016/04/26 NARニュース報道)

住宅価格の高騰と相まって、人口移動の特徴が変化してきている。住宅を手に入れやすい価格の都市、例えばフェニックスを含むManicopa郡の人口は年間で78,000人増加、ラスベガスを含むネバダ州のクラーク郡は46,000人の増加。それに対し、これまで人口増加が続いていたロサンゼルス、サンディエゴ、ニューヨークのブルックリン、シリコンバレー等のエリアでは、人口がほとんど増えない状態となっている。

詳しくはこちら:

http://realtormag.realtor.org/daily-news/2016/04/26/housing-costs-may-prompt-population-shift?om_rid=AABJpF&om_mid=_BXH$O4B9NDEMB9&om_ntype=RMODaily

金融

○頭金準備と実際の額の乖離 (2016/04/21 NARニュース報道)

賃貸物件ポータルのapartment.comが、住宅購入の頭金準備に関する消費者意識と、実際に必要な頭金額について調査した。「頭金はいくら貯めないといけないと思いますか?」という質問への回答と、実際の頭金額の乖離が一番大きいのはサンフランシスコで、それぞれ$69,650と$142,800と、実際には消費者がイメージする2倍の頭金が必要である。こうした乖離率が高いのは、シアトル、サンディエゴ、サクラメント、デンバー、フェニックス、ロサンゼルス、ポートランドと、西海岸都市が圧倒的に多い。

詳しくはこちら:

http://realtormag.realtor.org/daily-news/2016/04/21/how-long-it-takes-save-for-down-payment?om_rid=AABJpF&om_mid=_BXGSflB9M3wZ$n&om_ntype=RMODaily

○もっと詳しく住宅ローン情報がほしい (2016/04/28 TD銀行調査)

TD銀行が行った住宅ローン提供に関する消費者意識調査結果によると、住宅ローンの詳しい情報について、もっと開示をしてほしいという気持ちが消費者には強い。回答者の67%は、オンラインで情報を追加してほしいと答え、62%の回答者は、住宅ローン申し込みについては平均$2,000の予期せぬ費用があったと答えている。銀行側はオンラインでの情報追加、受付担当者の教育の充実、ローンセミナーの充実でもって対応するとしている。

詳しくはこちら:

https://mediaroom.tdbank.com/msi201613

投資

○不動産が一番良い投資対象 (2016/04/20 ギャロップ調査結果)

「あなたは何に投資をするのが一番良いと思いますか?」というギャロップ調査の問いに対し、今年度も不動産と答えた人の割合が1位であった。不動産は35%、株式や投資信託が22%、金が17%、貯金が15%という結果となっている。

詳しくはこちら:

http://www.gallup.com/poll/190850/americans-say-real-estate-best-long-term-investment.aspx?g_source=WWWV7HP&g_medium=topic&g_campaign=tiles

建築

○エネルギー効率が良いのはガスか電気か (2016/01/12 Greeenmoxie報道)

ライフスタイルマガジンのGreenmoxieによれば、台所と洗濯室でのエネルギー消費は家庭全体消費量の30%を占めている。そこでのエネルギー削減に役立っているのはガスなのか電気なのか?調査を同雑誌が行ったところ、結果はガスの勝利であった。ストーブ、洗濯機、ヒーター(暖房機)、湯沸かし器にいずれを使った機器を使用するか、今後もガスと電気の激しい競争が続くだろう。

詳しくはこちら:

Gas or Electric? Eco-Friendly Appliances Examined

○3月新築住宅着工戸数は大幅減 (2016/04/19 ウォールストリートジャーナル報道)

3月の新築着工戸数は対前月比8.8%の大幅減の109万戸となった。うち戸建着工は9.2%減の764,000戸。ただし対前年同月で見ると、この数字は22.6%の増加ではある。

詳しくはこちらhttp://www.wsj.com/articles/u-s-housing-starts-fell-8-8-in-february-1461069249

○完全太陽光発電の街がフロリダに (2016/04/22 HousingWire誌報道)

フロリダの東南で、Kiston & Partnersという開発業者が、世界で初めての完全太陽光発電の街を建設する計画を発表した。Babcock Ranchと銘うったこの開発地域は、最終的には19,500戸の戸建と関連する商業施設を開発し、それを443エーカーの太陽光発電施設で賄う予定となっている。

詳しくはこちら:

http://www.housingwire.com/articles/36869

全体経済その他

○隣人を信用するかどうか (2016/04/13 ピューリサーチセンター調査結果)

ピューリサーチセンターが行った、隣人をどう思うかという調査結果によると、アメリカ人の48%は「隣人を信用しない」と答えている。個別には都市居住者がこの回答が多い。また隣人と会う機会が減っていて、回答者の54%は、1か月に1回もお互いに顔を合わせていない。この数字は1974年は61%が月に1回以上は隣人との会合を持つと回答したのに比べ、大きく減っている。

詳しくはこちら:

Americans divided on how much they trust their neighbors

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