JARECOニュースまとめ(2018/04/30)

市場ならびに市場関連数値

〇3月の既存住宅流通は1.1%の微増 (2018/04/23 NAR発表データ)

3月既存住宅流通工数は対前月比1.1%増加して560万戸となった。対前年同月比では1.2%減。成約中位価格は$250,400(約2650万円)で対前年同月比5.8%上昇。これで対前年同月比上昇は73か月連続となる。課題となっている売り物件数は5.7%増えて167万戸となったが、1年前の180万戸より8%少ない状態で、現在の販売ペースで3.6か月分しか売り出し物件在庫がない状態が続く。平均販売日数はさらに下がって30日となり、成約物件の半数は1か月以内に契約となっている。

詳しくはこちら:

https://www.nar.realtor/newsroom/existing-home-sales-climb-11-percent-in-march

〇多くの都市で不動産価格が史上最高を記録 (2018/04/17 ATTOM DATA発表)

全米主要105都市の半分以上の都市で、住宅価格は経済危機時の価格を上回る水準に戻している。経済危機前ピーク価格と比べての上昇率が最も高いのはヒューストンで69%、次いでダラス・フィートワースが67%、デンバーが62%、サンノゼが60%、サンアントニオが57%と続いており、テキサス州各地での上昇率が群を抜いている。経済危機前のピークに達していない都市は105都市中46%あるが、このままの勢いであればかなりの都市が経済危機前のピークを上回ると予測される。

詳しくはこちら:

http://realtormag.realtor.org/daily-news/2018/04/20/many-metros-are-surging-above-price-peaks?tp=i-H43-Bb-1zz-30Kgk-1p-9gmu-1c-30Wk4-qHyoI&om_rid=44408538&Om_ntype=RMOdaily&om_mid=7687

〇活発化しない一次取得者 (2018/04/10 NARエコノミストブログ記事)

売り物件不足が続く中、新築分譲住宅は総じて高額価格帯のものが多い。従って一時取得者が購入に占める割合は29%で、前年の32%から後退している。売り出し価格について見ると、2012年5月時点では全体の75%が$250,000(約2700万円)以下だったのが、現在は44%にとどまる。全生活費に占める住宅費用支払いは、持ち家の場合で34%となっていて、本来30%以内となるべきところを越している。

詳しくはこちら:

http://economistsoutlook.blogs.realtor.org/2018/04/10/first-time-buyers-sidelined-by-lack-of-supply-and-rising-prices/

〇対前年比で購買能力が低下 (2018/04/18 リアルターマガジンオンライン)

住宅価格上昇、金利上昇により、購買能力は昨年より下がっている。カリフォルニア州の各都市では、売り出し物件の11%から3%程度しか、平均所得では購入できない状態となっている。ただ、全ての都市で買いにくくなったわけでもなく、オハイオ州の各都市では、売り出し物件の75%程度は平均所得の人でも手がでる状態となっている。

詳しくはこちら:

http://realtormag.realtor.org/daily-news/2018/04/18/fewer-households-can-afford-homes-for-sale?tp=i-H43-Bb-1zP-2yzKx-1p-9gmu-1c-2z8uw-yrWvt&om_rid=44088135&Om_ntype=RMOdaily&om_mid=7651

〇売り物件不足解消にあと730万戸の住宅が必要 (2018/04/17 NARニュース)

「成長のために建築を」(The Up for Growth National Coalition)の分析によると、現在の売り物件不足を解消するには、あと730万戸の住宅建築が必要である。圧倒的に売りが少ないのがカリフォルニア州で、あと340万戸の新築住宅が必要とのこと。或いはカンサスシティー連銀調査によると、1世帯あたりの建築戸数指数はここ60年で最低レベルとなっていて、新規住宅供給が火急の課題としている。

詳しくはこちら

http://realtormag.realtor.org/daily-news/2018/04/17/report-us-needs-73-million-more-homes?tp=i-H43-Bb-1yq-2yNfK-1p-9gmu-1c-2yXFJ-gwrR4&om_rid=43943326&Om_ntype=RMOdaily&om_mid=7616

〇小売り店舗の空室率が史上最高に (2018/04/18 CNBC報道)

CoStar Group追跡調査によると、小売店舗のフロア面積は、年初から4月までで9,000マン平方フィート減少している。昨年1年の減少面積が1億500平方フィートだったので、今年の減少面積数が昨年を上回るのは確実である。トイザラス、シアーズといった大型店舗や、メーシーズ、JCペニーズといった百貨店等、店舗面積縮小に動いているチェーンは多い。オンライン上での買い物がさらに拡大している中での動きだが、ショッピングセンターのオーナーはテナント撤退を嘆いているばかりでは意味もなく、居住用スペースに改造したり、新たなタイプのテナント獲得に動いたりしている。

詳しくはこちら:

https://www.cnbc.com/2018/04/18/the-amount-of-retail-space-closing-in-2018-is-on-pace-to-break-record.html

〇戸建て賃貸住宅の賃料が大きく上昇 (2018/04/19 リアルターマガジン誌記事)

コアロジック社によると、戸建賃貸住宅の賃料が急上昇している。高額賃料帯は2.4%の伸びなのに対し、中位賃料の75%の額より低い賃料は、平均で年間3.8%上昇している。賃料増加率が高かった都市の1位はラスベガスで4.8%、これにオーランドとフェニックスが続いている。

詳しくはこちら:

http://realtormag.realtor.org/daily-news/2018/04/19/single-family-rentals-see-big-price-jumps?tp=i-H43-Bb-1zp-303OT-1p-9gmu-1c-30FRj-rZPNx&om_rid=44342057&Om_ntype=RMOdaily&om_mid=7677

金融

〇ウェルズファーゴ銀行に多額の罰金 (2018/04/20 CNBC報道)

消費者金融保護局は、住宅ローン申請者に対してローン審査期間を意図的に延長し、さらには、消費者側が金利を確定させなかった理由で手数料を課したとして、ウェルズファーゴ銀行に対し10憶ドル(約1080億円)の罰金を課した。また、必要でもない自動車保険を消費者に加入させたとしての罰金も課されると発表された。該当するローンは2016年9月から2017年9月までの110,000件。自動車ローン借入者への補償としては1億8200万ドル(約1,900億円)を補償する。

詳しくはこちら:

https://www.cnbc.com/2018/04/20/what-consumers-need-to-know-about-wells-fargo-settlement.html

〇金利がここ4年来最高水準に (2018/04/19 フレディマック発表)

フレディマック(連邦住宅金融抵当公庫)によると、住宅ローン金利は2014年以来最高水準となっている。30年固定物で4.47%で、昨年同期の3.97%から0.5%上昇している。

詳しくはこちら:

http://freddiemac.mwnewsroom.com/press-releases/rates-rise-to-highest-of-2018-otc-fmcc-gnw_2225251_001

http://realtormag.realtor.org/daily-news/2018/04/20/mortgage-rates-jump-4-year-high?tp=i-H43-Bb-1zz-30Kgk-1p-9gmu-1c-30Wk4-qHyoI&om_rid=44408538&Om_ntype=RMOdaily&om_mid=7687

全体経済その他

〇資産に占める株式割合が上昇 (2018/04/08 カンサスシティー連銀調査結果)

セントルイス連銀調査結果によると、中年層の富に占める株式の割合が高まっている。2016年、41歳から60歳の層が保有する純資産の11%は株式だった。この数値は1989年は4%だったので2倍以上になったこととなる。一方で保有する主住宅の価値が資産に占める割合は、同期間に46%から37%へ9%減少している。もっとも、同年齢層が所有する株式による資産価値の78%は、同年齢所の中の上位10%の世帯によるものである。

詳しくはこちら:

https://www.stlouisfed.org/on-the-economy/2018/april/stock-ownership-trended-past-few-decades?&utm_source=Twitter&utm_medium=SM&utm_term=financial&utm_content=oteblog&utm_campaign=5023_1

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