JARECOニュースまとめ(2018/11/20)

市場ならびに市場関連数値

〇市場は冷却化しつつありとする人は75% (2018/11/13 ValueInsured社調査)

保険会社ValuedInsured社調査によると、住宅不動産市場は冷却化しつつありと考える住宅所有者が75%に上っている。住宅価格については72%(都市部だけに限ると78%)が高すぎるとし、こうした高騰を招いた投資家筋、転売機関、他都市からの流入資本に厳しい目が向けられている。一方で買主側は、59%が購入をしばらく見合わせるべきと考えるとしていて、購入予定者全体の14%は現在の価格レベルが修正されるまでは購入を行わないとしている。

詳しくはこちら:

https://www.prnewswire.com/news-releases/3-in-4-americans-report-their-housing-market-has-cooled-300749137.html

〇住宅所有者の高齢化にまつわる問題 (2018/11/14 ハーバード大学住宅調査共同センターレポート)

50歳以上の人間が主に構成する住宅世帯は6,500万戸で、これは全住宅戸数の55%に相当する。こうした高齢世帯が抱える問題は多い。ひとつは金銭的問題で、65歳以上の持ち家の場合は3分の1近くが収入の30%以上を住宅費用に支出しており、更にはそのうち半分は50%以上を支出している。収入の30%以上を住宅費用に支出すると生活はかなりきつくなると普通言われる中で、この数値は非常に高く、高齢にも拘わらず大きなリスクを抱えている。また、ひとり暮らしが増えつつあるのも問題で、80歳以上の持ち家層の場合57%が一人暮らし、同じく賃貸層の場合77%が一人暮らしである。

詳しくはこちら:

http://www.jchs.harvard.edu/sites/default/files/Harvard_JCHS_Housing_Americas_Older_Adults_2018_1.pdf

〇売主直売り物件割合は史上最低ライン (2018/11/12 NARニュース)

NARの2018年度売主買主プロフィール調査によると、売主直売り物件の割合は昨年の8%から下がって7%となった。1981年の数値は15%だったので、当時と比較して自分で売ろうとする割合は相当下がっている。なぜ不動産エージェントを使わなかったかの理由については、友人、親戚、近隣との取引だったからという人が多い。また、成約価格についてはエージェントに依頼した場合と比較して低い成約価格になる傾向となっている。

詳しくはこちら:

http://l.enews.realtor.org/rts/go2.aspx?h=282843&tp=i-H43-Bb-3AO-5h0g9-1p-9gmu-1c-5hCnO-oSiY9&x=i-H43-Bb-3AO-5h0g9-1p-9gmu-1c-5hCnO-oSiY9%7c84132397%7c12176

〇住宅純資産価値の高い都市はどこか (2018/11/06 ATTOM DATA Solutions社発表)

住宅ローン借入額がその住宅の市場現在価値の半分以下となっている住宅は、全米の全住宅の25.7%、約1,450万戸に達している。こうした住宅の割合が多い都市のランキングは以下のようになる。1位サンノゼ73.9%、2位サンフランシスコ59.8% 、3位ロサンゼルス47.6%、4位シアトル41.2%、5位ホノルル40.8%。

詳しくはこちら:

ttps://www.attomdata.com/news/market-trends/home-sales-prices/home-equity-underwater-report-q3-2018/

〇出ていきたくない街ナンバーワン (2018/11/09 realtor.com記事)

そこを立ち去りたくない住民が多い都市のランキングを不動産ポータルのrealtor.comが作成した。1位にはワシントン州のスポーケーン(Spokane)が選ばれた。この都市はシアトルから内陸部へ4時間ほど入った都市で、住宅価格が高額な西海岸の都市に比して非常に購入しやすい価格の都市となっている。スポーケーンの売り出し物件への検索の36.4%は外部都市からで、その多くがシアトル在住者である。スポーケーンの住宅中位価格は$290,000(約3,200万円)。その他、外部都市からの検索が多い都市はフロリダ州Deltona($287,350)、メイン州Portland($353,550)、サウスカロライナ州Charlston($368,000)、アイダホ州Boise($330,050)等となっている。

詳しくはこちら:

https://www.realtor.com/news/trends/housing-markets-americans-cant-wait-move-away/

金融

〇住宅ローン金利はここ7年で最高水準 (2018/11/08 フレディマック発表)

11月7日締めの住宅ローン金利は30年固定物が4.94%となり、ここ7年間で最高数値となった。15年固定物も4%を超して4.33%。金利上昇により住宅価格上昇にブレーキがかかり始めたが、フレディマックのチーフ・エコノミスト、サム・カーター氏によると、「ブレーキがかかったのは沿岸部の大都市だが、全ての都市がそうなっているわけではない」としている。

詳しくはこちら:

https://freddiemac.gcs-web.com/news-releases/news-release-details/mortgage-rates-hit-seven-year-high

テクノロジー

〇一番多く使われているソーシャルメディアは? (2018/03/01 ピューリサーチセンター調査)

18歳以上が一番高い割合で使用しているソーシャルメディアはYouTubeで73%となっている。これに次ぐのがFacebookで68%。年齢別にみると、18-24歳が94%、25-29歳が88%、30-49歳が85%、50-64歳が68%で、65歳以上になるとかなり下がり40%となっている。なぜYouTubeがこんなにも使われているかの理由だが、初めて何かを行う際のインストラクションをYouTubeで学ぶ人が多いことがわかった。

詳しくはこちら:

http://www.pewinternet.org/2018/03/01/social-media-use-in-2018/

業界動向

〇住宅不動産業はサイバー攻撃されやすい (2018/11/08 NARニュース)

サイバー攻撃への防御策を提供するeSentire社調査によると、不動産業界は2番目にサイバー攻撃されやすい業界とのこと。悪意のあるサイト広告へ飛ばされるDNSChangerマルウェア、メールに添付されたウィルスファイル等の手口が多い。曜日的には火曜日から木曜日にかけてそうしたマルウェアやウィルス付きメールなどの活動が多いという。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/daily-news/2018/11/08/housing-is-the-second-highest-industry-for-cyberattacks?tp=i-H43-Bb-39o-5gNlQ-1p-9gmu-1c-5gZsf-1KkniR&om_rid=83982808&Om_ntype=RMOdaily&om_mid=12140

全体経済その他

〇中高年は何歳で始まるのか?(2018/10 全米退職者協会調査データ)

全米最大の非営利団体AARP(全米退職者協会)が調査した女性の「老年」に対する意識調査結果によると、「老年とはいつ始まるのか?」という質問に対して各世代のイメージが異なっている。ミレニアル世代は67歳、X世代は70歳、ブーマー世代は74歳と回答し、年齢が高い女性ほど老年の始まりは遅いと意識している。「中年はいつ始まるか?」という質問への回答も同傾向で、ミレニアル世代は44歳、X世代は47歳、ブーマー世代は51歳と回答している。

詳しくはこちら:

https://www.aarp.org/research/topics/life/info-2018/womens-reflections-beauty-age-media.html

〇カリフォルニア州の山火事 (2018/11/12 NARニュース)

カリフォルニアの山火事による死者は70名を超し、200名以上が行方不明となっている。これだけの死者が出たのはロサンゼルスの1933年の山火事以来である。

ロサンゼルスやヴェンチュラカウンティー、マリブといった地域の高額物件も含め、85,500エーカーが消失している。山火事は以前は冬に起きる危険が大きかったが、最近では年中発生するようになってきて、地域住民に大きな脅威となっている。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/daily-news/2018/11/12/most-of-the-residential-area-is-gone?tp=i-H43-Bb-3AO-5h0g9-1p-9gmu-1c-5hCnO-oSiY9&om_rid=84132397&Om_ntype=RMOdaily&om_mid=12176

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