JARECOニュースまとめ(2019/02/10)

市場ならびに市場関連数値

○売却譲渡益が高い地区 (2019/01/25 ATTOM DATA Solutions社データ)

昨年第4四半期に売却された住宅の譲渡益平均は$54,500(約600万円)となっている。購入価格に対しては30.2%という高い金額を占める。ただこれは平均数値であって、例えばサンフランシスコを見ると$361,125(約4,000万円)の譲渡益平均であったり、ロサンゼルスで$221,750(約2500万円)となっていたりする。

その他の都市での平均譲渡益額はこちらで見ることができる:

https://www.attomdata.com/news/market-trends/figuresfriday/q4-2018-home-seller-gains-by-market/

○2億3800万ドルの住宅が成約 (2019/01/23 CNBC報道)

ヘッジファンドのシタデルグループCEOケン・グリフィン氏が、史上最高額の住宅購入を行った。ニューヨークのセントラルパークサウスに位置する79階建て高層マンション上層の4階、合計24,000平方フィート(約2,300?)を2憶3800万ドル(約261億円)で購入したもの。同氏はシカゴやマイアミでも、市内最高額の住宅を過去に購入している。

詳しくはこちら:

https://www.cnbc.com/2019/01/23/billionaire-ken-griffins-real-estate-shopping-sprees-continues-.html

○職業毎に最も住みやすい都市 (2019/01/29 PropertySharkレポート)

各種不動産関連情報データベースを提供するウェブサイトPropertySharkが、いろいろな職種毎に最も住みやすい都市のリストを作成した。建築設計士はニューヨーク州シラキューズ、ヘルスケア業界で働く人はニューヨーク州バッファロー、コンピュータ関連はミシガン州デトロイトといった具合。そうした業界が栄えている都市において、平均的なその業種に携わる人間の所得額と平均賃料を計算し、生活費を差し引いて残る金額を貯蓄していった場合に、最短で必要な頭金が溜まる期間を基に決定している。

詳しくはこちら:

What Are the Best Cities to Buy a Home in Based on Your Occupation?

金融

○FRBの利上げ抑制でローン金利の低下予測 (2019/01/31 NARニュース)

連邦準備制度理事会(FRB)は昨年4回基準金利を引き上げたが、パウウェル委員長は「今年は我慢して(patient)上昇を抑制する」と発表した。これに伴い、2018年末には4.6%となっていた30年物固定金利住宅ローンは4.45%まで低下している。こうした動きの中、今年度5%を超す可能性を示唆していたフレディマック(連邦住宅金融抵当公庫)は、年間でのローン金利予測を4.7%へ下方予測修正している。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/daily-news/2019/01/31/fed-puts-brakes-on-rate-increases

○ハッキングされる住宅ローン情報 (2019/01/24 NARニュース)

TechCrunchが調査したところによると、2008年以来、オンライン上の住宅ローン情報でハッキングされているのは数万件に及ぶとみられる。こうした情報にはローン借入者の社会保障番号、名前、電話番号、住所、クレジット歴等のセンシティブな情報が含まれており、ハッカーにより悪用される恐れは十分ある。パスワードをこまめに変更することが推奨されている。

https://magazine.realtor/daily-news/2019/01/24/hackers-access-data-on-thousands-of-loans

投資

○戸建賃貸用新築住宅への投資 (2019/01/22 National Real Estate Investor報道)

既存住宅の売出物件数不足により、戸建賃貸用の新築購入へ投資をする動きが増えている。建築費用、土地費用が低い都市にてこうした動きが盛んで、アトランタ、シャーロッテ、フェニックスといった都市で盛んになっている。例えばニューヨークの戸建賃貸投資のGTIS社は全米で4,200戸の戸建を賃貸運用しているが、昨年その半分を売却し、新たに戸建賃貸用新築住宅をまとめて開発する動きに転じている。

詳しくはこちら:

https://www.nreionline.com/single-family-rentals/single-family-rental-investors-make-bigger-bets-build-rent-homes

建築とリフォーム

○老朽化する住宅の問題点 (2018/02/24 全米ビルダー協会ブログ)

1961年から2000年の40年間、年間新築供給戸数は平均150万戸であった。ところが2006年以降は毎年の供給戸数が減り、既存住宅と併せた全体の供給戸数が十分でない。仮にこのままの低供給水準が20年続くと、その時点で45%の住宅は1970年以前の築ということとなると全米ビルダー協会では予測する。そうなると問題は、その時点の建築基準を満たさない住宅が相当数に上ってくること。

詳しくはこちら:

More Homes Needed to Replace Older Stock

○売り出し物件減ってリフォーム金額も減少 (2019/01/24 CNBC報道)

ハーバード大学住宅調査共同センター調査によると、今年度のリフォーム金額はここ3年で最低になると予測される。新規に住宅を購入した人は長期居住の人より30%多くリフォームにお金を使うが、こうした人たちの多くは購入時のローンの借り換えや二番抵当ローンによる資金を使ってリフォームを行うことも多い。だが住宅価格上昇のペースが緩やかになってきていることや、住宅ローン金利上昇によるローン支払い金額の増加もあって、資金をリフォームに回すことに躊躇が生じているという。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/daily-news/2019/01/29/more-owners-may-reconsider-that-remodeling-project-after-all

全体経済その他

○人口増加が続くのは西部諸州 (2019/01/23 全米ビルダー協会ブログ)

2018年7月までの1年間で人口増加率が一番高かった州は西部地区に多く、1位はネバダ州の2.09%、2位はアイダホ州の2.05%、以下ユタ州、アリゾナ州と続いている。数的に増加が一番多かったのはテキサス州で379,128人増加、2位以下はフロリダ州、カリフォルニア州、アリゾナ州、ノースカロライナ州と続く。 なお、国全体としては200万人増え、3億2720万人となっている。

詳しくはこちら:

U.S. Population Growth Persists but Growth Rate Slows

○ホームレスの数が増えつつあり (2019/02/02 住宅開発省データ)

ホームレスの数は2007年の647,258人から2016年の549,928人まで継続して減少していたが、ここのところ微増して2018年は552,830人と発表された。性別では男性が70%、女性が30%、人種別では54%が白人、35%が黒人となっている。ただ、子供を含むホームレス家族については51%が黒人。州別に見るとホームレス人口が一番多いのはカリフォルニア州で全体の30%、都市で一番多いのはロサンゼルスで42,079人、2位がニューヨークで33,391人となっている。

詳しいデータはこちら:

https://www.hudexchange.info/resource/5783/2018-ahar-part-1-pit-estimates-of-homelessness-in-the-us/

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