JARECOニュースまとめ(2019/05/30)

市場ならびに市場関連数値

〇4月既存住宅流通戸数は微減 (2019/05/21 NAR発表)

4月既存住宅流通は3月から0.4%微減の519万戸(年率換算値)であった。対前年同月比では4.4%の減少。NARチーフエコノミストのローレンス・ユン氏は、「今後の動向については、低金利、好調な雇用環境、賃金上昇の中で悲観要素はない」としている。成約中位価格は$267,300(約2,930万円)で、対前年同月比は3.6%。課題の売出在庫数は3月の167万戸から上昇して183万戸となっている。これは現在の販売ペースで4.2か月分となる。平均販売期間は24日で、3月の36日から大きく減少。成約物件の53%は1か月以内の成約となっている。

詳しくはこちら:

https://www.nar.realtor/newsroom/existing-home-sales-inch-back-0-4-in-april

〇平均的なキャピタルゲインは1万ドル (2019/05/14 NARニュース)

住宅価格上昇のスピードは緩やかなものになってはいるが、第1四半期のデータでは全体平均で対前年同期比4%増加している。主要都市の86%では依然として価格が継続して上昇中で、平均で1住宅あたり$9,500(約104万円)の対前年同期比価格上昇を記録している。

https://magazine.realtor/daily-news/2019/05/14/typical-homeowner-added-nearly-10k-in-equity-over-past-year

〇アジア系アメリカ人の購入件数が伸びている (2019/05/09 全米アジア人不動産協会調査)

今後数十年、アジアならびに太平洋諸島出身人口は、全米で最大のマイノリティーグループに成長すると予測される。この予測は、米国国勢調査局データとニールセン調査に基づく。アジア系の人口増加が一番高いのが南部で、2000年以降15年間で、70%の人口増加を記録している。また、これまでは数世代で同居という傾向が強かったものの、今後独立世帯に分岐する人数が増えていくため、持ち家率も高まると予測されている。現時点での持ち家率は58.1%で、ヒスパニック系の73.6%と比べると見劣りしているが、今後増加するであろうとレポートは予測している。

レポートはこちらでダウンロードできる。

https://areaa.org/2019-saa/

〇昨年より買付競争はゆるい (2019/05/08 RedFinブログ)

オンライン不動産仲介業RedFinデータによると、4月同社仲介物件で複数オファーがあったのは全体の15%で、昨年同期比60%減少している。サンフランシスコのように非常に競争が激しい場所では22%だが、これも昨年同期比では75%減っている。複数オファーが入る割合が高い都市は、サンフランシスコに次いではフェニックスの20%、サンディエゴの19%となっている。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/daily-news/2019/05/13/buyers-face-less-competition-this-spring

〇引っ越しする主な理由 (2019/05/19 Porch.com調査)

リフォーム業者紹介ウェブサイトPorch.comが行った引っ越し理由についての調査によると、住み替える(引っ越しする)理由は以下の順位と割合となっている。大きな家に住みたいが26%、賃貸より持ち家にしたいが19%、家をダウンサイズしたいが12%、新しい仕事場所の関係でが11%、より良い近隣環境を求めてが9%、親世帯から独立したいからが6%等となっている。

詳しくはこちら:

https://porch.com/resource/difficulties-of-moving

テクノロジー

〇ヴァーチャル・ステージングで誤ったイメージを与えないこと (2019/05/17 リアルターマガジン誌)

テクノロジーの進歩で、ステージングをヴァーチャルに演出することが徐々に増えている。しかし、過度のヴァーチャル化を行うと、事実を故意に曲げたとして訴えられる。例えば、陽が昇る方向に夕陽を置いてしまったり、備え付けの設備を削ってしまったり、寸法的には置けもしない大きさのソファー等をヴァーチャル画像に入れてしまうと、訴えられる可能性が高い。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/live/article/2019/05/the-worst-offenses-in-virtually-staged-photos

〇AIへの基本的な接し方 (2019/05/16 リアルターマガジン誌)

AIを使ったサービスが不動産仲介でも拡大していくとみられている。ただ、人口知能(AI)が拡大すればするほど感情的知性(EI)の価値も高まっていくと考えて間違いなく、これまで以上に顧客との感情的な強い結びつきを作っていけるかどうかが、不動産仲介営業では大切になっていく。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/daily-news/2019/05/16/you-re-not-being-replaced-by-ai?cid=DN05202019

業界動向

〇成功する若手エージェントの共通性 (2019/05/20 リアルターマガジン誌)

NARは毎年、30歳以下の若手エージェントの中から優秀者を30名表彰しているが、今年発表された30名に共通しているのは、日本の言葉で言えば「七転び八起き」。最初かなり苦しい時期を経験し、そこから弾力性を持ってはい上がってきた人が多い。彼らの名前と経験は、下記にて読むことができる。

https://magazine.realtor/30-under-30/article/2019/05/2019-30-under-30-real-estate-s-next-leading-edge

〇リアルターが使っているテクノロジー (2019/05/15 リアルターマガジン誌)

67%のエージェントは自分のウェブサイトを持っている。9%が自分のブログを書いている。ソーシャルメディアはフェイスブックを筆頭として全体の27%が使用している。29%はプロを雇用してドローンを使用していると回答。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/daily-news/2019/05/15/how-realtors-are-leveraging-tech-to-reach-clients

全体経済その他

〇出生数が減り続けている (2019/05/16 全米保険医療統計センター調査)

アメリカの年間出生者数は2007年に430万人を記録して以降下降し続けている。州毎に見ても、ノースダコタ州を除いて全ての州で減少傾向となっており、減少率が著しく低い州はニューメキシコ州が24.9%減、アリゾナ州が21.6%減、ミシシッピ州が20.4%減、イリノイ州が19.9%、カリフォルニア州が19.8%減となっている。

詳しくはこちら:

https://www.cdc.gov/nchs/data/vsrr/vsrr-007-508.pdf

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