JARECOニュースまとめ(2019/06/10)

市場ならびに市場関連数値

〇賃貸から持ち家への欲求は依然として強い (2019/05/19 ニューヨーク連銀調査)

65%の世帯は、住宅購入することは良い投資と考えている。賃貸居住層の72%は、資金が調達できれば賃貸から持ち家に移行したいと考えており、50歳以上ではその傾向がさらに強い。住宅ローン取得の難易度については、21%が借入するのが以前より容易になっていると理解しているが、全体では58%が借り入れはなかなか難しいとしている。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/daily-news/2019/05/23/consumers-say-housing-is-a-strong-financial-investment?cid=DN_05_23_2019

〇20%の都市で住宅価格は下落中 (2019/05/20 Realtor.comデータ)

全米主要250都市の2018年4月から1年間の住宅価格推移をみると、5都市に1都市が価格下落している。購入能力が価格上昇に追いつかず、結果として買いに結びつきにくくなっての下落と考えられる。下落率が大きい都市を順位別に見ていくと、1位がサンノゼで-8.4%、2位がオックスナード(CA州)で5.4%、3位がテキサス州College Stationで-5.1%、4位がコネチカット州Birdgeportで-4.9%、5位がサンフランシスコで-4.1%等となっている。

詳しくはこちら:

https://www.realtor.com/news/trends/2019-where-home-prices-falling-the-most/

〇低額戸建賃貸の賃料増加が起きている (2019/05/21 コアロジック社)

不動産データ提供会社コアロジック社によると、戸建賃貸住宅の賃料は3月時点で年間2.9%上昇している。賃料が平均賃料の75%以下である賃貸住宅を低額賃貸住宅とすると、低額戸建賃貸住宅の方が高額戸建賃貸住宅より賃料の伸びが高くなっている。年間での上昇率は低額賃貸が3.5%、高額賃貸が2.4%。中でも上昇率が高いのがフェニックスで7.4%、ラスベガスは6.9、タクソンは6.3%となっている。

詳しくはこちら:

https://www.corelogic.com/blog/2019/05/single-family-rent-growth-shows-no-signs-of-slowing-down.aspx

〇都市外縁での住宅探しが盛ん (2019/05/28 全米ビルダー協会ブログ)

都市郊外よりさらに外の土地に新築住宅が建てられる割合が増えている。こうしたエリア(いわゆるexurbs)での新築建築数は年間5.6%増えていて、都市中心部、郊外部の延びを上回る。住宅価格が高騰している中で、こうした現象が起きてきている。

Exurbs Grow During a Weak First Quarter per NAHB HBGI

〇アマゾンのモール活用法 (2019/05/25 フォーブス報道)

アマゾンは小売業モールを駆逐してきたが、ここに来て、そうしたモールを倉庫として、あるいは同時に配送品のピックアップサイトとして同社が活用する事例が増えている。オンラインで注文して実物店舗で配送品をピックアップするという経験は、アメリカ人の61%が行っており、ウォールマートなどはこの戦略を活用して、配送品立ち寄りした客がついでに買物をしていくという効果をあげているが、アマゾンもこうした戦略を拡大しようとしている。

詳しくはこちら:

https://www.forbes.com/sites/panosmourdoukoutas/2019/05/25/amazon-turns-shopping-malls-into-warehouses-changing-americas-community-landscape/#1db7fe6a65f4

〇ミレニアル世代が持ち家実現のために犠牲にしている事柄 (2019/05/31 NARニュース)

JPモルガンチェース銀行が22歳から38歳のミレニアル世代に聞き取り調査したところ、若者は持家実現のための節約として、いろいろな事を犠牲にしていることがわかった。そうした傾向が強いのは男性より女性で、外食を週に1回以上行わない等としている人が多い。住宅取得に関連しての話題を話し合いたいとする女性は71%。全体としてみると、93%の回答者が持ち家を実現させたいと願っており、52%は既に金銭的な準備はできたと回答している。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/daily-news/2019/05/31/what-millennials-are-willing-to-give-up-to-own-a-home?cid=DN_05_31_2019

金融

〇現金のみで買物し、銀行口座を持たない層はどれくらい? (2019/05/01 連邦準備制度理事会レポート)

全キャッシュレスという試験を多くの店舗が試験しているが、そうなると実は、相当な数の人間を買物からはじきだしてしまう。クレジットカードや銀行カードを保有しない層である。全人口の19%はクレジットカードを持たず、6%は銀行口座を持たない。低所得層ではこの数値がもっと高く、例えば年収$40,000(約440万円)以下の世帯に限って言えば、39%がクレジットカードを持たず、14%が銀行口座を持たない。

詳しいレポートは以下でダウンロードできる。

https://www.federalreserve.gov/consumerscommunities/files/2018-report-economic-well-being-us-households-201905.pdf

建築とリフォーム

〇別棟追加リフォームへの希望が増える (2019/05/22 全米ビルダー協会ブログ)

リフォーム業者の5社に1社がいわゆるADU(住宅別棟)のリフォーム建築を昨年行っている。工事費用は当然ながら高く、$25,000(約275万円)以下で済んだ工事は全体の6%しかない。28%は$150,000(約1,650万円)工事費用がかかっている。売出物件不足が続く中、こうした別棟建築住宅が増えると、それを貸し出して収益を上げる人も多く出て来る可能性がある。

詳しくはこちら:

Many Remodelers Are Now Creating ADUs

全体経済その他

〇子供を持たない若年女性の割合は50% (2019/04/09 国勢調査局データ)

子供を持たない25歳から29歳女性の割合は昨年度時点で64.2%となり、統計をとり始めた1976年の30.8%から倍以上の割合となっている。15歳から44歳の女性についてみると49.8%で、1976年の35.1%から14.7%の増加となっている。子どもを持たない若年女性の数は継続して増加している。

詳しいデータはこちら:

https://www.census.gov/data/tables/2018/demo/fertility/women-fertility.html#par_list_60

〇逮捕ないし収監された人の割合 (2019/05/20 労働統計局)

1980年から1984年にかけて生まれた人たちのいろいろな統計値を労働統計局が追っているが、その中で逮捕経験がある人と収監経験がある人(19歳以降において)の割合は非常に高い。以下は人種別に見た数値である。逮捕について:ヒスパニック系でない黒人が45.1%、ヒスパニック系が37%、黒人でもヒスパニック系でもない人が31.7%、収監について:ヒスパニック系でない黒人が19.8%、ヒスパニック系が14.2%、黒人でもヒスパニック系でもない人が11%。

詳しくはこちら:

https://www.bls.gov/opub/ted/2019/employment-of-young-men-after-arrest-or-incarceration.htm

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