JARECOニュースまとめ(2019/08/30)

市場ならびに市場関連数値

○7月の既存住宅流通は2.5%増加 (2019/08/21 NAR発表データ)

7月既存住宅流通戸数(年率調整値)は対前月比2.5%増加して542万戸となった。対前年同月比では0.6%の増加。ローン金利低下を反映した動きだが、NARは依然として深刻な売り物件不足、特に低額帯でのそれが市場の焦点としている。中位成約価格は$280,800(約2,940万円)で、対前年同月から4.3%の上昇。懸案の売り物件戸数は189万戸で、現在の販売ペースだと4.2か月分にて、極端に少ないとしている。平均成約期間は29日、51%の物件は1か月以内に成約している。

詳しくはこちら:

http://mobilesuica.okbiz.okwave.jp/faq/show/149?category_id=22&site_domain=default

〇依然として上昇継続の住宅価格 (2019/08/07 NAR発表データ)

第2四半期の住宅価格動向をNARが発表したが、178の主要都市のうち91%で価格上昇が継続している。中位価格は$279,600(約2,930万円)で、対前年同期比4.3%の上昇。値上がりの理由としてNARは、「依然として続く売り物件不足、特に低価格帯での不足」としている。確かに、中位価格が$500,000(約5300万円)以上のマーケット、例えばサンノゼ等では、今回のデータでは価格が低下している。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/daily-news/2019/08/07/nar-home-prices-post-more-gains-in-second-quarter?AdobeAnalytics=ed_rid%3D1729200%26om_mid%3D1194%7CRealtorMagNews_2019_08_07%26om_nytpe%3DREALTOR%20MAG%20NEWS

〇中西部市場が過熱気味 (2019/08/14 NARニュース)

NARが発表した最近の市場データによると、住宅価格が年間で2桁の割合で上昇したのは主要178都市のうち10都市のみで、前年の24から半分以下となっている。しかしこの10都市はアイダホ州Boise、インディアナ州South Bend、ミズーリ州Columibiaといったように、ほとんどが中西部の中規模都市である。経済危機後の大都市における住宅価格高騰に全く無縁だった地域での現象で、こうした都市でも一次取得者が住宅取得をするのが難しいという状況が生まれつつある。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/daily-news/2019/08/14/is-the-midwestern-housing-boom-getting-too-hot?AdobeAnalytics=ed_rid%3D1729200%26om_mid%3D1226%7CRealtorMagNews_2019_08_14%26om_nytpe%3DREALTOR%20MAG%20NEWS

〇不動産売買は好機と捉える消費者が多い (2019/08/07 ファニーメイレポート)

ファニーメイが6つの要素を加味して発表する住宅購入センティメント指数が、7月は93.7のかつてなく高い数値に達している。今が買い時という人の数、今が売り時という人の数、価格は今後1年間に上昇するという人の数、ローン金利は今後1年間で下落するという人の割合、職は安定しているという人の割合を総計しての指数だが、売り物件不足という逆風の中、昨年より7.2%上昇している。

https://www.fanniemae.com/portal/research-insights/surveys/national-housing-survey.html?

〇株より不動産を好む消費者 (2019/07/17 Bankrate.com)

「10年程度の単位で投資を行うとしたら何を選ぶか?」という金融情報提供サイトBankrate.comの調査によると、不動産が31%となり、株式、現金等を押させて1位だった。世代毎にも、ミレニアル世代で36%,ジェネレーションX世代で31%、ベビーブーマー30%と、全て1位となっている。

詳しくはこちら:

https://www.bankrate.com/investing/financial-security-july-2019/

〇別荘を使えていないと嘆く人は所有者の半分 (2019/07/31 LendingTree記事)

住宅ローン情報を提供するLendingTree調査によると、別荘(vacation home)所有している人の半分は、「別荘を十分に使いきれていない」と回答している。1年に1回しか使用しないという人が全体の37%、1年に5回以上使用するという人は全体の26%となっている。また、別荘を貸し出して賃料を得ているのは回答者全体の52%で、そのうち1年全部貸し出しているが33%、自分たちが使わない時貸し出しているのが19%となっている。その他48%は貸し出しは全くせず、自己使用となっている。

詳しくはこちら:

https://www.lendingtree.com/home/mortgage/nearly-half-of-vacaのtion-homeowners-feel-guilty-about-low-usage/

建築とリフォーム

〇Leed住宅数が最大に (2019/08/19 NARニュース)

環境に優しいLEED認証を受けた住宅が増え、2017年以来では19%増加して500,000戸となっている。うち400,000戸は米国内にある戸建や集合住宅で、カリフォルニア州に最も多い。通常住宅より、20%から30%エネルギー消費を抑えた住宅に認証は贈られる。LEED認証を受けた住宅価格は通常住宅とどれくらい違うか、テキサス大学オースチン校がオースチン市内で調査を行ったが、平均$25,000(約280万円)高く成約しているとのこと。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/daily-news/2019/08/19/green-homes-hit-a-record-high-globally?AdobeAnalytics=ed_rid%3D1729200%26om_mid%3D1234%7CRealtorMagNews_2019_08_19%26om_nytpe%3DREALTOR%20MAG%20NEWS

業界動向

〇iBuyer業者と協働するのは売主にとっては労多く益少なし (2019/08/07 Collateral Analytics社分析)

不動産関連分析を行うCollateral Analytics社分析によると、売主に対し即座に買取申し出を行うibuyerタイプの不動産業者に仲介を依頼するのと、伝統的な仲介業者に仲介を依頼する場合を比較すると、売主の手元に残る金額が多いのは伝統的な仲介業者に依頼する場合という結果が出た。iBuyerという業態は2014年にopendoor社が出てきて始まったが、分析すると、伝統的な仲介業者に依頼した場合に手元に残る資金より、13?15%少ない金額しか手元に残らないとのこと。iBuyerは様々なリスク要因を考慮した上で買取価格を提示するため、かなり低い金額での売主へのオファーになっているのが原因とみられる。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/daily-news/2019/08/09/study-it-costs-sellers-more-to-work-with-ibuyers?AdobeAnalytics=ed_rid%3D1729200%26om_mid%3D1206%7CRealtorMagNews_2019_08_09%26om_nytpe%3DREALTOR%20MAG%20NEWS

〇不動産業者が仕事で好きな部分と嫌いな部分 (2019/07/24 Redfin調査)

不動産ポータルRedfin調査によると、不動産業者の99%は自分の職業にプライドを持っている。一方で、具体的な仕事内容については、好きな部分の1位は顧客との人間関係作り、独立自営業的感覚でそれぞれ86%、3位が81%で顧客の移行期の手助けができることとなっていて、嫌いな部分では、1位が不規則な収入の入り方で42%、2位が顧客発掘の難易性で38%、3位が収入の絶対額が低いことで23%となっている。

詳しくはこちら:

https://www.redfin.com/blog/the-next-generation-of-real-estate-agents/

全体経済その他

〇 初婚から離婚までの平均年数は減少した後に安定 (2019/06 Springer Link書籍)

プリンストン大学社会学ヘンディ教授によると、初婚したカップルの婚姻期間は8年間短くなっている。この短期化は1960年から1980年にかけてのもので、その後はずっと一定している。1960年時点の初婚の平均継続年数は34年だった。これが1980年にかけて離婚の増加により26年へ減少した。1960年代初頭の離婚率は20から22%だったのが、1980年には48%へ増加している。ところがそれ以上は増加せず、現在に至っている。離婚率は継続して上昇しているという印象があるが、この研究からはそのことは間違いであることがわかる。

詳しくはこちら:

https://link.springer.com/article/10.1007/s13524-019-00769-3

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