JARECOニュースまとめ(2020/07/30)

市場ならびに市場関連数値

〇住宅売却の収益額は増加 (2020/07/23 ATTOM Data Solution社データ)

パンデミックと高失業率が継続しているが、住宅市場は弾力性を発揮している。第2四半期において売主が得た中位譲渡益額は$75,971(約820万円)で、第1四半期の$66,500(約720万円)、或いは対前年同期の$65,250(約700万円)から増えている。投資として見た場合の収益率は36.3%に上り、経済危機後の最高数値である。

詳しくはこちら:

https://www.attomdata.com/news/market-trends/home-sales-prices/attom-data-solutions-q2-2020-u-s-home-sales-report/

〇6月既存住宅流通戸数は対前月比20.7%増加 (2020/07/22 NAR発表データ)

既存住宅流通戸数はパンデミックにより3か月連続減少していたが、6月は対前月比20.7%増加して472万戸(年率換算値)に転じた。全地区で増加に転じている。ただ昨年6月の532、万戸には11.3%足りない。NARチーフエコノミストのローレンス・ユン氏は、「低金利と失業率改善が継続する限り、既存住宅流通戸数の回復も続く」としている。中位成約価格は$295,300(約3,150万円)で、前年同月比は3.5%増。これで対前年同月比増は100か月連続となる。課題の売り物件不足は続いて157万戸、1年前の192万戸より18.2%低い戸数である。

詳しくはこちら:

https://www.nar.realtor/newsroom/existing-home-sales-climb-record-20-7-in-june

〇商業用不動産マーケットは依然として弱含み (2020/07/10 NARエコノミストアウトルック)

NAR発表7月の商業用不動産マーケットレポートは、依然として弱含みな市場を示している。パンデミックの渦中でも賃貸集合住宅や工業用物件は比較的堅調だが、ホテルと小売が非常に落ち込んでいる。回復してきた失業率に期待が寄せられるが、それもCOVID-19の第二波によりかき消される可能性がある。商業不動産担保証券の30日以上の滞納率は10.32%となっていて、3月の2.07%から大きく上昇している。宿泊施設関連で24.3%、小売店舗で18.07%を記録している。

詳しくはこちら:

https://www.nar.realtor/sites/default/files/documents/2020-07-commercial-market-insights-07-10-2020.pdf

〇遠隔地からのステージング (2020/07/01 リアルターマガジン誌記事)

ステージングを行う際に不動産エージェントはプロのステージャーを物件に呼び、そこで実際のステージングを行っていくが、パンデミック下となり、遠隔地からヴァーチャルにステージングアドバイスをしてもらうサービスを採用するエージェントが増えている。プロのステージャーが1,000キロ以上離れたところからステージングしていることが、今では当たり前になってきている。段取りとしては、ステージングをしていない各部屋の写真をエージェントが撮影してステージャーに送る。ステージャーはこれら写真を見て、既存の家具等をどのように移動させるのか、あるいは不要とするのか、部屋の片づけをどのように行うのか等々、ステージングとして行うべきことを整理してレポート化し売主とエージェントへ送信する。次に、Zoom等のビデオ会議で売主やエージェントと意見を交わし、そこでの決定に基づいて売主自身が家族なりの協力を得て実際のステージングを行うという流れ。

詳しくはこちら:。

https://magazine.realtor/home-and-design/feature/article/2020/07/home-staging-from-afar?AdobeAnalytics=ed_rid%3D1729200%26om_mid%3D2853%7CRealtorMagNews_2020_07_17%26om_nytpe%3DREALTOR%20MAG%20NEWS

金融

〇住宅ローン金利は2%台に (2020/07/16 フレディマック発表)

7月13日週の住宅ローン金利は、30年固定金利で物で2.98%となり、3%を切った。1971年以降で最低金利である。フレディマックチーフエコノミストのSam Kharter氏は、「超低金利により住宅取得できる層が増えているが、一方で、新型コロナウィルスによる経済低迷が、一時的休業者を恒久的な失業に導かないか懸念される」とコメントしている。

詳しくはこちら:

https://freddiemac.gcs-web.com/news-releases/news-release-details/mortgage-rates-fall-below-three-percent?_ga=2.12771831.1121339956.1594983200-1232041933.1535712860

業界動向

〇医師をチームに加えた不動産業者 (2020/07/15 Palm Beach Post誌報道)

フロリダ州Boca Ratonの商業用不動産業者Croker Partners社は、環境衛生の専門化である医師を同社スタッフに採用と発表した。この医師は、「私の使命は、COVID-19が拡散しない労働環境を作り出すこと」と語っている。フロリダ州は新型コロナウィルス感染者数が多く、この医師は同社で働く30,000名のスタッフに対する施策をすぐに実施し始めている。同社が管理するビルでのウィルス対策ガイドラインを順次改定していき、PCR検査についてはアボット社と提携して必要な検査をすぐ行えるようにしている。

詳しくはこちら:

https://www.palmbeachpost.com/news/20200715/boca-raton-real-estate-firm-hires-its-own-doctor-to-navigate-pandemic

〇コロナ後、何が残り何が消えるか? (2020/06/23 リアルターマガジン記事)

個人的接触を主に伴う不動産仲介業は、コロナパンデミックでその業務の進め方が多大な影響を受けた。いろいろな変化が生じているが、パンデミックが収束したとしても残っていく可能性がある変化がいくつかまとめられている。この記事では、ヴァーチャルな営業ツールの活用、衛生面を気遣った案内、物件周辺の環境をしっかりと見定めるツアー、こういったものはパンデミックが去った後でも残ると予測される。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/for-brokers/network/article/2020/06/what-should-stay-and-what-should-go-post-pandemic?AdobeAnalytics=ed_rid%3D3647337%26om_mid%3D2840%7CMembersEdgeNews_2020_7_16_Agents%26om_ntype%3DMEMBER%27S%20EDGE%20%28news%29

〇パンデミック第二波への業者側準備は万端 (2020/06/23 リアルターマガジン記事)

パンデミック第二波が来た場合に、「業務的に十分対応できる用意はできているか?」をNARが会員向けに調査した。「充分な準備ができている」とする会員が19%、「何とか準備できる」とする会員が39%、「充分準備できていない」が15%、「全く準備できていない」が3%、「第二波は来ない」とする人が8%となっている。また、「第二波が来ることが心配か?」という質問には、19%が「心配で、事業を継続するかどうか迷う」としている。

詳しくはこちら:

https://magazine.realtor/daily-news/2020/07/09/many-realtors-say-they-re-prepared-for-second-wave?AdobeAnalytics=ed_rid%3D3647337%26om_mid%3D2840%7CMembersEdgeNews_2020_7_16_Agents%26om_ntype%3DMEMBER%27S%20EDGE%20%28news%29

全体経済その他

〇新型コロナ後生き残る中小企業は38%のみかも (2020/04/01 全米経済研究所

レポート)

パンデミックの影響を受けて自社が今年度末に生き残っていられるかを全米の中小企業向けに聞き取り調査したところ、パンデミックが1か月程度で収束する場合は72%、4か月程度で収束する場合は47%、6か月かかる場合は38%の企業が生き残れると回答している。生き残れるとする率が非常に低い業種は、飲食業の15%、旅行業宿泊業の27%、ヘルスケアの35%、エンターテインメント業35%となっている。

レポートはこちらでダウンロードできる:

https://www.nber.org/papers/w26989

〇アメリカ人のマスク着用状況 (2020/07/01 ギャロップ調査結果)

ギャロップ調査によると、公共の場でマスク着用しているのは、女性が54%に対して男性は34%で、女性の方が男性より多い。。全体平均では44%が常時着用、28%は頻繁に着用、11%が時々着用、4%がめったに着用しない、14%は全く着用しないと回答している。全くマスク着用しない人の割合は政党支持で見ると、民主党支持者では1%のみなのに対し共和党支持者では27%と、非常に対照的となっている。また地域別では、中西部23%、南部13%、西海岸10%、北東部8%と、これも地域別に対照的となっている。

詳しくはこちら:https://news.gallup.com/poll/315590/americans-face-mask-usage-varies-greatly-demographics.aspx

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