JARECOニュースまとめ(vol. 284)

2020年度の新築販売戸数は2006年度以降で最大

市場ならびに市場関連数値

○住宅平均築年数は40年 (2021/06/08 NARニュース)
住宅の中位築年数は2005年当時31年だったが、現在は39年となっている。人が住む住宅の半分以上は1980年より前に建築されている。2000年から2009年に建築されたものの割合は15%である。住宅価格は現在高騰しているので、全米ビルダー協会は当面リフォーム需要が非常に伸びると予測している。
詳しくはこちら:
https://magazine.realtor/daily-news/2021/06/08/typical-home-will-soon-turn-40?AdobeAnalytics=ed_rid%3D1729200%26om_mid%3D4715%7CRealtorMagNews_2021_06_08%26om_nytpe%3DREALTOR%20MAG%20NEWS

○都心からの逃避は終わったかも (2021/06/14 Updaterデータ)
引っ越し関連サービス提供をオンライン上で行うUdaterの今年度第1四半期データによると、大都市中心部からの転出傾向はそろそろ収まりつつある。パンデミック渦でリモートワークが積極的に取り入れられ、人口が密でない、生活費用が高額でない、温暖な都市、そういった場所へ人口がかなり移動したが、そのスピードが落ちたことは、下記レポートに掲載された中規模・小規模都市における転入と転出割合の差が縮まってきたことから見てとれる。
レポートは以下でダウンロードできる:
https://res.cloudinary.com/updater-marketing/image/upload/v1620742673/downloads/relocation%20trends/Updater_Q1_2021_Migration_Report_-_FINAL.pdf

○ゼロ排出住宅で構成するコミュニティー開発 (2021/06/09 CNBC報道)
ロサンゼルスから1時間ほど離れたカリフォルニア州バレンシア市で、21,000戸の新築住宅群が開発され、二酸化炭素排出量0の試みがなされている。この開発ではFivePoint社が15,000エーカーの土地を整地し、そこにLennar、Toll Brothers等の大手ディヴェロッパーが住宅分譲を行っていく。ここで建つ住宅には、ソーラーパネル、ガレージの自動車用電気充電設備、空調設備を必要としない空気循環システム等が必須となっている。全ての灌漑設備は再処理水。コミュニティー内での移動には、いわばスクーターのように電気自動車が配置される。
詳しくはこちら:
https://www.cnbc.com/2021/06/09/massive-new-housing-community-will-have-no-carbon-footprint-developer-says.html

○自然災害への準備 (2021/06/08 Helitch調査)
建物の防水処理や基礎修繕工事を行うHelitech社レポートによると、新しい住居に住まい始めた人の68%は、新たな場所でどんな天災の危険性があるかについて思いを巡らせるとのこと。最も気になる天災を心配する割合は、竜巻で87.1%、ハリケーン82.2%、猛吹雪81.4%、熱帯低気圧80.9%等となっている。
詳しくはこちら:
https://www.helitechonline.com/weather-warnings/

○アパートの平均床面積が上昇 (2021/06/08 RentCafeブログ)
ここ10年程、新築されるアパート平均床面積は減少傾向だった。ところがパンデミックとなった中で、人びとは大きなサイズの床面積を欲するようになった。現在、家族向け賃貸集合住宅建築においては、調査した92都市中36%の都市で、床面積がこれまでより平均50平方フィート(約4.6㎡)大きい物件が建築されている。
詳しくはこちら:

Future Apartments to Get “One Home Office Larger” as More Renters Work from Home

金融

○ローン借り換えが盛んだった第1四半期 (2021/06/07 NARニュース)
今年度第1四半期住宅ローン借り換え件数は255万件で、対前年同期比ほぼ2倍という異例の多さとなっている。冬季はローン市場がオフシーズンでゆったりとした動きとなるのが通例だが、低金利を利して借り換えようという人が今年は相当いたことになる。
詳しくはこちら:
https://magazine.realtor/daily-news/2021/06/07/first-quarter-refinancings-were-unusually-high?AdobeAnalytics=ed_rid%3D1729200%26om_mid%3D4700%7CRealtorMagNews_2021_06_07%26om_nytpe%3DREALTOR%20MAG%20NEWS

建築とリフォーム

○2020年度の新築販売戸数は2006年度以降で最大 (2021/06/11 国勢調査局データ)
昨年度販売された新築住宅戸数は822,000戸で、2006年以降で最大数値となった。2010年と比較した場合は2倍の数値である。中位価格は$336,000(約3,660万円)となっており、経済危機前2005年の$319,200(約3,480万円)よりも高い。平均床面積は2,333平方フィート(約217㎡)となっている。
詳しくはこちら:
https://www.census.gov/construction/chars/

テクノロジー

○SNSで最も好まれているのはYouTube (2021/04/07ピューリサーチセンター調査)
アメリカ人大人(18歳以上)の72%は何らかのSNSを愛用しており、うち一番高い使用率を誇るのはYouTubeで81%である。続いてFacebookが69%、Instagramが40%、Pinterestが31%、LinkedInが28%、Snapshotが25%、Twitterが23%、WhatsAppが23%と続いている。
SNS使用率が一番高い年齢層は18-29歳で、YouTubeを95%、Instagramを71%、TikTokを48%、Twitterを48%使用している。
詳しくはこちらの調査結果:

Social Media Use in 2021

全体経済その他

○外国人労働者数が減少 (2021/06/07 労働統計局)
昨年度コロナ禍で、米国の労働者数は280万人減少したが、うち38%の110万人は外国生まれの労働者となっている。これで外国生まれの労働者が全労働人口に占める割合は17.0%となり、前年度の17.4%から0.4%低下した。外国生まれ労働者の割合が高い年齢層は、35から54歳の21ないし22%程度である。人種別に見た場合に外国生まれ労働者が多いのは、アジア系人口で68.5%、ヒスパニック系人口で45%となっている。また、学歴でみると、外国生まれ労働者の54.7%は、高卒以上の学歴を持っていない。
詳しくはこちら:
https://www.bls.gov/opub/ted/2021/17-0-percent-of-u-s-labor-force-in-2020-was-foreign-born-down-from-17-4-percent-in-2019.htm

○ワクチン接種しない人ほどマスクもせず (2021/06/07 ギャロップ調査結果)
ワクチン接種が進んでいるが、接種後もマスク着用を続ける人は多い。接種2回を完了した人の90%が着用、接種を計画している人の88%が着用している。逆に、接種を予定していない人をみると、マスク着用している人は49%と少ない。接種予定しない人でマスクを着用している人の割合は、4月の59%が49%へと10%低下した。こうした中、ワシントンポストが報じたところによると、ワクチン接種しない人の新型コロナウィルス感染率は、1月のピーク時割合から全く減っていない。
詳しくはこちら:
https://news.gallup.com/poll/350666/americans-getting-cautiously.aspx

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